全日本インカレを振り返って(田中)

こんにちは。一回生の田中です。
今回は「全日本インカレを終えて」というテーマで書かせていただきます。

全日本インカレでは、大会直前にインフルエンザや体調不良者が多く出たことにより、急遽ペアが変わったりクラスの変更があったりして、始まった大会で、艇庫での合宿やみんなでご飯を食べることもできない状況で、4年生との最後の大会を迎えました。

全日本インカレを経験し、まず、大会の規模と艇数の多さ、スタートラインの長さ、いつもとは違う小戸の海に驚きました。また、全日本のレースで前を走るためにはスタートを出ること、マークを艇団より先に回ることが必要だとわかりました。
また、スタートやマーク付近はとても混雑しており、「プロテスト!」という声が多くの艇から聞こえてきました。
周りの艇を見ることはクルーとしての役割の一つであるのに、スキッパーの先輩に情報を伝えることが難しく、他大学の選手に、何も主張することができませんでした。全日本インカレを終えて、私が身につけなければいけないことは、ヨットの知識とルールです。自分の権利はしっかりと主張し、相手艇と揉めないようにコミュニケーションをとることが必要だとわかりました。

ヨット部に入部してから半年間4年生の先輩方とヨットに一緒に乗り、基本動作からすべて一つ一つ教えていただきました。今大会ではそんな4年生との最後のレースで、全日本インカレも初めての経験で、緊張していましたが、いつもいつも支え、そばにいてくださった4年生のマネージャーの先輩方が出艇直前まで声をかけてくださったので、落ち着いてレースに出ることができました。

これからはチームの体制が変わり、新しいチームとなりますが、全日本インカレで前を走ることを目標に今回見た景色を忘れずにまた、1年間がんばります。
今後ともご指導よろしくお願いします。