引退挨拶(徳丸)

お世話になっております。
第65代副将、スナイプリーダーを努めさせて頂きました、徳丸凪です。

11月1日から5日にかけて行われました全日本インカレをもって、引退致しましたので、御挨拶をさせていただきます。

まず初めに上村監督、柳川コーチ、小村コーチ、上田コーチ、4年間大変お世話になりました。
また、七洋会を始めとする福岡大学ヨット部を応援してくださる全ての方に心より感謝申し上げます。

結果として皆様に恩返しを出来なかった事は大変悔しく、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
しかし、この4年間を振り返ってみると悔しいことや辛いことの方が多かったけど、「楽しかった」この一言に尽きます。

昨年度のインカレ終了後、スナイプ転向を告げられ、不安と新たな挑戦に胸を躍らせて自分たちの代が始まりました。初めは動作すらままならないし、スナイプチームには4年生ヘルム陣しかいなくてクルーもやらされるし「スナイプつまらん!!」なんて思ったりもしました。しかし、1年生が入ってきて、指導していく中で自分自身がクルーをやった意味があったと心から思ったし、ヘルムスマンの練習に集中できるようになって自分の努力が結果として現れるようになり、ヨットレースやスナイプという艇種の楽しさを実感、再認識することが出来ました。

また、小戸インカレは五嶋も書いていましたが今まででヨットレースを1番楽しむことの出来たレガッタでした。この1年間、個人としてはシングル順位でレガッタを終えることを目標に頑張ってきました。微風でレース数が少なくて、自分にとってはチャンスしかありませんでした。UFDさえ取らなければ個人成績5番だったのに、、、というタラレバを同期との飲み会で私はおじさんになっても語り続けるんだろうなぁと思います(笑)
チームや個人的な目標に対する結果を出すことが出来ず悔しい思いが大きかったけれど最終レース、3.4.5位が母校である新居浜東高校の卒業生だったことでどこか自分の中で折り合いをつけて学生最後のレースを終えることが出来たと感じています。

しかし、ヨットレースにタラレバはありませんし、インカレは自分一人が走ればいいものではありません。
3艇が前を走らないとクラス入賞はできないし、6艇が走らなければ総合入賞は出来ないし、やっぱり結果が出ないと悔しいです。今思うと私は自分自身のことに手一杯でチームリーダーとして他の2艇を成長させることが全然できていなかったと感じています。後輩たちにはどうすれば3艇が前を走るチームを作れるのか、そのために必要なことは何なのかを常に考えながら今後の練習に取り組んで欲しいです。その答えが分からなければ、監督やコーチ陣を頼ってください。きっとその答えのヒントをくれるはずです。そして来年こそは絶対に目標を達成して全員が笑顔で終われることを願っています。

最後に4年間を共に歩んでくれた同期、支えてくれた先輩、後輩たち、沢山迷惑もかけたと思うけどみんなと出会えて、同じ目標に向かって努力してきたこの4年間は僕の人生においてかけがえのない宝物です。4年間本当にありがとうございました!!

してーぃ!