引退挨拶(五嶋)


お世話になっております。

65代主将を務めさせていただきました、五嶋杏莉です。


 先日小戸で開催されました全日本インカレをもちまして引退いたしましたので、挨拶をさせていただきます。

 まずは、監督・コーチ、4年間お世話になりました。

 また、七洋会の先輩方沢山のご声援ありがとうございました。


 最後の全日本インカレが終わった今、引退したという実感があまりないです。

この4年間、振り返ると本当に様々なことがありました。

その中でも1番濃かったのは4回生になってからのこの1年です。

自身が主将になるなんて3年前は全く想像もしていませんでした。

不安ばかりでした。それでも、主将になるからにはやってやる!という気持ちでいました。

代が変わってから前4回生が抜け円がずいぶん小さくなってからスタートし、本当に勧誘活動に命懸けないとやばいなと焦っていました。

小戸での全日本インカレ、両クラスでれないのはあり得ない。何が何でも1年生に続けてもらえるような部を作ると心に誓いました。


前年同様、試乗会を行うと多くの学生が来てくれました。しかし、それはこれまでと同じことでそこからどのような雰囲気作りをすれば続けてくれるのか本当に悩みました。

今言えることは、1番大切なのは『11人と向き合うこと』だと思います。

11人の部員が欠けてもならないし、ただいるだけの部員にはなってほしくないと思っていました。

チーム一帯となって戦うからこそに意味があると私は思います。

この1年間を通して技術だけでなく、人として多くのことを学ばせていただきました。

悩みすぎて自分を見失いそうになる時もありましたが、多くの方々の支えがあってやり切れたと思います。

関わってくださった方々本当に感謝しています。


小戸での最後のインカレはヨットレースを1番楽しむことのできた大会でした。

結果としては本当に悔しいです。そして応援してくださった方々には結果で返せず申し訳ないです。

3日目、3艇が前を走り入賞が見えそうになった時もありましたが、実力が足りなかったのだと受け止めています。

たらればを言っていても仕方ありません。

この気持ちを後輩たちに受け継ぎ、私自身が現役のみんなにできることをこれからもしていこうと思います。

そして、後輩たちが笑顔で引退できることを願ってます。

今大会でOBの方々とお話しさせていただく機会が多くあり、ヨットに対しての愛をとても感じました。そして、同じ福大生としてヨットができていることを誇りに思いました。

引退してからもヨットを辞めないで欲しいと多くの方々が口を揃えて仰っていました。

これからも私はヨット人生はヨットに関わり続けていこうと思います。

1年生、2年生、3年生ついてきてくれてありがとう。これからの活躍期待してます!

同期選手、ぶつかることもあったけどそれは無駄なことではなかった!ありがとう!

マネージャー、3人がいなかったらインカレまで戦い抜けてないです。改めてヨット部入ってくれてありがとう!

福岡大学ヨット部最高でした。

してーい。