九州インカレを振り返って(田邊)

こんにちは。
4回生スナイプ級スキッパーの田邉雄人です。

 今回は「九州インカレ団体戦」を振り返ってといったテーマでブログを書いていきます。

 一昨年、昨年とスナイプチームは、先輩たちのご活躍で九州制覇を成し遂げてきましたが、結果としては九州大学に敗れ、レースとしては他大学にも走り負けてしまいました。開催地枠があったため、予選通過することができましたが、内容的には九州で敗れていてもおかしくないレースだったと思います。
 まず私の艇、私個人について振り返っていきます。今大会では全てのレースのスタートで第一線で出ることを目標にしていました。しかし、ラインをフルスピードで切れたレースは7レース中2、3レースで、下の艇に走り負けるレースもあれば、そもそもラインに並べずに遅れてしまったレースもありました。
 なぜそのようなスタートになってしまったのかと振り返ったときに、下の加速ルームを作ってスタートするためのハンドリング技術不足、スタート3,4分前の付近の立ち回り、メインとジブを入れて加速→ベアするタイミングの徹底ができてないことだと考えました。特に最終レースでの下の加速ルームがない状態でのスタートの失敗は、他大学に下に入られそうになったときにベアする量が足りず、粘られてしまったために起きたので、残り一ヶ月間のハンドリング技術の向上で絶対に防げると思います。コースはスタートが第一線で出れてその後の話なので、スタートの向上が私の順位上げに一番つながると考えます。
 次にスナイプチーム全体について振り返ってみると、整備不足や緊張からか、リタイアしてしまったレースやプロテストによる失格でリタイアになってしまったレースもありましたが、私以外の艇は3位以内のトップを走っているレースがあるので、爪痕を残せていない艇は私の艇のみでした。特に3艇そろって前を走ることができたレースがなかったので、全日本インカレでは、3艇が安定した順位を取れるかに入賞できるかはかかっています。
 最後に、全日本インカレは次の大会に繋がるものではなく、いい意味で失うものがない大会だと思っています。今大会で私の艇は爪痕を残すことができなかったので、全日本インカレでは1レースだけでも前を走りたいです。そのためにラスト1ヶ月、頑張るのでご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。