個人戦を振り返って(田邊)

こんにちは。
4回生Snipe Skipperの田邉です。

今回は「個人戦を振り返って」というテーマでブログを書かせていただきます。

 今回行われた個人戦予選には、今年入部してくれた1年生の田中と出場しました。田中は入部して2か月弱しか練習していないにも関わらず、動作ミス無しというレベルのクルーにまで成長し、平日は夜遅くまで整備もしてくれる1年生とは思えない「やる気」を見せてくれました。そんな最高のクルーを乗せて挑みましたが、予選落ちという結果に終わってしまいました。
 私のスキッパー経験の浅さもあり、練習時からスタートが上手くいく確率が2/5程だったので、スタートを一番懸念していました。1日目は上手くいきましたが、2日目はすべて失敗したので、やはりスタートのポジション取り、スペース作り、ポジションのキープ力が無いと実感しました。また、1日目には本部戦に船を当て、360度回らずにレースを続行してしまうという、基本的な部分でのミスもしてしまいました。そのレースが英語にならなかったら予選通過できていたと思うので、とても反省しています。そういったところも含めて私の実力不足を痛感した大会でした。
 そして、今大会で実業団含めて1位と3位だった上田コーチと河津先輩にクラスミーティングで言われた、「自分たちと君たちはヨットにかけてきた時間・気持ちが違いすぎる」という言葉がとにかく心に刺さりました。監督やほかのコーチ陣もそれはわかっていたと思います。確かに今一番忙しく、大変な時期ですが、本気で学生スポーツに取り組み、競えるのは今(残り3か月)しかないことは承知しています。何か一つのことに、本気で誰よりも取り組む事の難しさや重要さ、それをやり遂げた先に見える景色について考えさせられました。