こんにちは。
4回生の松尾です。
11月6日の日曜日、第64代福岡大学ヨット部が終わり、私の長い長い4年間のヨット部生活が幕を閉じました。
私は大学からヨットを始めました。かっこいい先輩方に憧れ、私もこんな風になりたいと思い入部しました。そしてヨットの楽しさや辛さを感じながら、日々練習を頑張っていました。
しかし私は、3回生の夏合宿のときにヨット部を辞めようと思い、逃亡しました。その時は辛くてしんどくて、周りが何も見えていませんでした。
私の同期の一般生は、全員が1度逃亡しています。帰ってこずそのまま辞めていく人もいます。そんな中帰ってきたのには、各々大きな理由があったと思います。
もちろん私にも戻ってきた理由がありました。そして戻ってきたからにはやってやろうという決意もありました。しかし最後の大会、結果は出ませんでした。実力不足でした。4年間自分達なりに頑張っていたつもりでしたが、他大学の人達はもっと努力していたのだと思います。
最終日にAPH旗が上がり、最後のホーンが鳴ったとき、私の4年間に意味があったのかと考えると、とても悔しくて悲しくて、笑顔で『あった』と答えられない自分が嫌になりました。
これまでの人生の中で、1番本気で頑張ったヨットを『楽しかった。』では終わらせたくありませんでした。
掲げた目標とは程遠い結果となってしまいましたが、これが自分達の実力だったのだと思います。この結果を真摯に受け止め、後輩達は来年に向けて後悔のないように頑張ってもらいたいです。
最後に監督やコーチ、応援してくださった全ての方々、本当にありがとうございました。ヨット部に所属した4年間、とても貴重で濃い経験をさせていただきました。沢山の人と出会い、ときにはぶつかり、人として大きく成長することができました。
ヨット部での4年間は、私の人生で1番辛く、そして1番楽しかった時間になったと思います。
4年間本当にありがとうございました。
今後とも、福岡大学ヨット部への御指導、御鞭撻の程よろしくお願いいたします。