全日本インカレへの意気込み(池田)

こんにちは。

1回生の池田龍平です。


 今回は「インカレへの意気込み」というテーマで書かせていただきます。


 いよいよ全日本インカレがあと約半月後へと迫ってきました。全員で切符をつかみやってきたそれぞれの集大成の大会です。


 私の今大会の目標は、結果を残し、チームの目標達成に貢献することです。会場である琵琶湖はおそらく軽風シリーズになる事が予測されます。私自身、軽風域の出身では無い事もあり、抜群に速いとは言い切れませんが、体格的に前を走る事を期待されていると思います。そのため、軽風の時の動作の丁寧さや滑らかさ、トリムの細かさを特に意識して練習してきました。先日の練習では、上村監督や小村コーチ、上田コーチに練習を見ていただき、特に琵琶湖に特化して練習してきました。レースにおいて非常に大切なスタートへの考え方を変えていただき、上達した自信があります。混戦し、心理的に圧のかかった状況でも、いかに上手くいったスタートを再現できるか、クリアな頭でいられるかが鍵です。まずは、やるべき事を崩さず、いつも通りの熱さと冷静さで1本1本正確に帆走したいです。


 次に、今大会は学ぶ大会でもあると思っています。1回生で参加出来るという事がどれだけありがたい事なのか、意味のあることなのかという事を忘れない選手でありたいです。大学日本一が決まります。自分やチームが目指すところを目の当たりに出来ます。時や場所、それぞれの力量などあらゆる環境はもう決まっています。あとはそこまでどう向かうのか、そこから何を学ぶのか、それをどう繋ぐのか、行動していくのか、など全て自分次第です。来年からは私も先輩になります。自分がセーラーとして強くなり、後輩に見せる背中も鍛えていきたいです。


 そして、ノーケース・ノートラブルでレースをするということです。九州インカレではケースもトラブルも起こしてしまいました。その反省から、攻めと守りのスイッチや、艇や道具への愛情を注ぐことを常に意識してきました。ルールにも強くなり、艇や道具がある事への感謝を忘れず、ミスなく安定してレースに臨みたいと思います。


 最後に、今大会で4回生の先輩も引退されます。私が4回生になった時、今の先輩方のように何か残せられるのか、優しく時に厳しく教えてあげられるのか、など考えることがあります。先輩方の背中はまだまだ遠く、ついて行くことすら出来ていなかったかもしれません。何より、一般生として入ってきた私をチームとして暖かく、一緒に戦おうと迎えてくださいました。私はそんな4回生の先輩方に結果で恩返しがしたいです。そのためにも必死で頑張ります。私がチームを盛り上げるくらいの気持ちで戦います。全力でやって先輩方に少しでも感謝が伝わればと思います。


 とても長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。まだまだ至らない所だらけですが、諦めずに力になれるよう努力します。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。