全日本470選手権大会を振り返って(池田)

こんにちは。
1回生の池田龍平です。

 今回は「全日本470選手権大会を振り返って」というテーマで書かせていただきます。

 今大会が大学初の全国大会であり、1年生コンビで、地元で開催されるという事でいい緊張感の中で大会に臨みました。まだまだ課題の多い状態でしたが、せっかく手に入れた切符を無駄にしないよう学びを多くすることを心がけました。

 初日はサバイバルレースになるほどの強風が入り、沈させないようトリムしたり体重移動させたりする事で精一杯になり、冷静ではいたものの、コースを考える余裕を持つことが出来ませんでした。2日目は高校生活でほとんど見たことないマーク設置で対応力の無さを痛感しました。目標だったゴールドフリートで戦うことが出来ず、チームにも、地元のコーチや後輩たちにもとても申し訳なく、悔しくなりました。シルバーフリートに落ちてしまったのでその中で優勝したかったですが、それも出来ず、今大会は悔しいことでいっぱいです。レース前日に大トラブルを起こしたり、沈した際の優先順位を間違いリタイアしてしまうなどセーラーとしてやるべきでは無い失敗をしてしまい、先輩やコーチ陣、運営の方に迷惑をかけてしまいました。とても反省しています。これを教訓に、確認を怠らず、こだわる所はとことんこだわり、セーラーとして手本となる人間になりたいと考えます。

 そんな中ですが、得たものも多くあります。レベルの高いビックフリートで少しでも前に出るには、ロングコースで勝てるチャンスを持ってくるにはなど普段の練習では気づかなかった事を意識する大切さを知りました。今大会はトラッキングシステムがあり、社会人の方や上位を走る人達のコースが見れ、答え合わせをする事で反省点を挙げることが出来ました。また、事前に情報を集めておくことも重要だと思いました。知らない海面でも、その土地の方に聞きコースプランに組み込んでいきたいです。反対に福岡でレースがあった際に役立てるために日々の記録やセオリーを知ることも重要だと思います。

 この大会を通して、全国のレベルの高さを体感しました。しかし、同じ大学生で前を走っている選手の方もいました。それを見て、学生でメダルレースに出るという新しい目標が出来ました。全日本で通用する選手になるよう日々努力していきますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。