西日本インカレを振り返って(五嶋)

こんにちは。

3回生の五嶋です。


今回は西インを振り返ってというテーマで書かせていただきます。


今レガッタを通して、成長できたことが2つ、課題となったことが3つあります。


まず、成長できたの1つ目は新人戦と比べ、スタートの成功率が上がったことです。

新人戦では、出るポジションへの意識が低く、並ぶのも遅いということがありました。今回はそれを改善し、レースに臨むことができました。しかし、まだ完璧なスタートとは言えないのでこれからの練習でさらに精度を上げていきたいです。


2つ目は、スタート前に立てたプランを実行できたことです。スタートが上手くいかず、立てたプランを崩さなければならないことが過去のレースでは多々ありましたが、今回のレースではプランを立てて実行に移すことができました。


しかし、課題の1つ目にも繋がりますが、その立てたプランの内容が良くありませんでした。地形や傾向を活かしきれず、スタート前のセーリングで得た情報、左右の海面を見たときのブロー、バウ角で海面選択をしてしまいました。今後のコース練習の中で、よりプラン立ての精度を上げていきます。


2つ目の課題は、メンタル面です。西イン前の林杯の時点で、他艇との角度、スピード差を感じました。そこで、自身のレースへの気持ちが少し下がってしまいました。レースに挑む前は自身が万全な状態であること、例えばスピードには絶対的な自信があるという状態で挑むべきだと思います。そこが欠けていたことから、レース前から気持ちで負けていたのだと思います。


3つ目はハーフの風域でのスピードとバランスです。


私の課題として、風が落ちた時のメイントリムがあります。いかにスピードを落とさず、走らせられるか、そのためにはもっとリーチへの意識を高くしなければいけません。そして、クルーとのコミュニケーションをもっと高め、ヘルムがなかに入ってバランスを取るべきか、オンデッキで走るのか、より船を安定して走らせるためにバランスに関してももっとシビアに行っていきたいと思います。


今回の西日本インカレは満足のいくものではありませんでした。7月にある個人戦を満足のいくレガッタにするため今回の「課題」を今後の練習で「自信」に繋げていきます。