新人戦を振り返って(徳丸)

こんにちは。

新3回生の徳丸です。


今回は「新人戦を振り返って」について書いていきます。


今回のレースは新体制が始まってから初めての遠征ということもあり、レースの内容だけではなく、遠征自体にも反省が多く挙がったレガッタだったと思います。


チームをどのように動かしていかなければならないのか、来年自分たちの代になった時に苦労しないよう、今のうちに先輩方を見て学ばなければと感じました。


レース内容としては、動作に関しては春合宿に練習してきた「集団から抜け出す動作」の成果がある程度発揮できたと感じましたが、それだけでは優勝することは出来ませんでした。やはり課題として挙がってきたのはコースやスタートがほとんどです。


今レガッタで強く感じたことが2つあります。


1つ目はセオリーを徹底することです。ロング、ブローを走るというのはもちろん、例えば、ルーズリーチだったらサイドマークをジャイブするなど、セオリーを徹底することで一気に順位が上がったり、後ろとの差を広げることが出来るということを実感しました。レースの中ではもちろん、セオリーを無視した方がいい場合も出てくるので、常に何個かの選択肢をもっておいてその中でベストな選択を選んで行けるよう、ペアでコミュニケーションを取っていく必要があると感じました。


2つ目はスタート前に立てたプランを遂行する事です。自分たちの艇は、スタートに失敗した場合、左海面に行きたいというプランを立てていたとしても、逃げタックして右海面へ伸ばしてしまう傾向があることが反省に挙がりました。これでは、もし伸びたとしてもたまたまでしかなく、なんの反省にもなりません。スタートを失敗してもフレッシュを掴んだら左海面へ入れ直す。そうすることで、自分たちのコースプランを崩すことなくレースを展開できるので、リスクを最小限に抑えられるし、実力で少しづつ順位を上げていくという今後に繋がるレースができたと感じました。


春合宿が終わり、これからは勧誘期間が始まります。思うように自分たちの練習ができないことが増えるとは思いますが、新たな仲間を増やし、より強い福大を作って行けるよう精進して参りますので今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。