こんにちは。
新3回生の田邉です。
今回のブログテーマは「新人戦を振り返って」です。
今回の新人戦は僕が入部してから初めて出場したレースでしたが、遠征全体を通して多くの事を学ぶことができました。
まず、Snipeクルーとして出場した初めてのヨットレースでしたが、本当に春合宿の動作練習が生かされたと感じました。
レースは練習の「タック・ジャイブ」のように何回もタックを打ったりしないので、一回一回の動作がとても緊張感がありました。
そして、大会初日はかなりの強風だったので、何よりも大事だったのがハイクアウトでした。鹿児島での練習期間でも強風の日があり、その時にハイクアウトで起こし切らずにジブカットをしてパワーダウンさせていた事を上田コーチに指摘され、大会のレースではジブカットをほぼせずに起こし切ったところ、スピード感を感じて走る事ができ、強風の中1位を取る事が出来ました。
このレースは自分にとって初めてレースだったので本当に嬉しかったです。
そして、2日目、3日目もペアの鈴木先輩の引くコースが良くトップ3以内で、結果として優勝する事ができました。
しかし、僕はマークの位置や他艇の接近、波の報告しかできておらず、コースに関してはほとんど先輩に任せてしまっているので、コースを先輩と考えられるようにならなければいけないと思いました。
レース以外の面では、船の積み込み、積み下ろしからレース海面の情報収集、予備品の準備など、遠征での大まかな流れを掴む事ができました。
遠征は日頃の練習とは違い、部員と五日間の共同生活や博多湾以外での不慣れな海面でのレースだったりと大変なことばかりではありましたが、本当に自分の身になったと感じ、何よりもヨットレースを楽しむ事ができました。なので、今回の遠征で出た反省点を次の西日本インカレで克服できるように、また練習をしていきたいと思います。