スポーツで感動したシーン(徳丸)

こんにちは。

新3回生の徳丸です。


今回はスポーツで感動したシーンについて書いていきます。


私がスポーツで感動したシーンは、先日行われた北京オリンピック、ハーフパイプの平野歩夢選手が金メダルを決めたシーンです。



平野選手は人類史上初の技、トリプルコーク1440を武器に、今大会に挑みました。


第1回目の試技は3回目のジャンプの着地を失敗してしまい、低い得点になってしまいました。


その後の2回目の試技で、人類が出来る限り最高難度のルーティーンを完璧に決め、誰もが優勝は平野歩夢だと思いましたが、この時点では2位に終わってしまいます。


この時の心境を後のインタビューでは「なぜこんなに点数が低いのか説明して欲しかった」と述べていますが、平野選手は点数が出てしまったものはどうしようもない。と気持ちを切り替えて、最終試技である3回目の試技で、全く同じルーティーンを2回目よりもさらに高い完成度で決め切りました。


この3回目の試技を外国の実況で見たのですが、長年この競技を見てきた外国人の実況者に「これ以上高いテクニックのランはこの世に存在しない。これが頂点だ。」と言わしめる平野歩夢選手の実力と、努力は本当に素晴らしいものだと感じました。また、1回目の失敗、2回目のありえない採点を受けても一瞬で気持ちを切り替え、最終試技で最高のパフォーマンスを出すことの出来るメンタルの強さは、私自身も見習いたいと感じました。


スポーツにおいて大切なことは常に上を目指すことだと思います。


どんなに自分の実力が上がっても、人類が達成したことの無い技に挑戦し、それを自分のものにしてオリンピックで金メダルを取った平野選手に比べると僕の目標はまだまだ手の届くところにあると思うので、まずは今の目標を達成するために、春合宿の一分一秒を無駄にすることなく部活動に取り組んでいきます。