スポーツで感動したシーン(平田)

こんにちは。

新2回生マネージャーの平田です。


2014年ソチ五輪 フィギュアスケート女子フリー。浅田真央選手の完璧な演技。


「スポーツで感動したシーン」という今回のテーマを聞き、すぐに頭に浮かびました。


16位という金メダルは絶望的な結果で終えたショートプログラム。私自身浅田選手のファンであり、彼女の金メダルを信じていたからこそこの結果に驚きを隠せませんでした。


そして翌日のフリーでもまた驚き。ショートプログラムでの絶望からは想像もつかないほどの圧巻のフリー。世界というものすごく大きな舞台で、絶望からたった22時間で気持ちを入れ替え最高の状態にもっていく浅田選手の姿は多くの方に勇気や希望を与えたはずです。

私もその1人です。


浅田選手が経験した絶望に比べれば、私が越えようとしている壁はちっぽけなものだと、もう少し頑張ってみようと思えます。


より見やすい写真や動画を撮るために支援艇を常にベストな位置におくこと、風の振れに対応し素早くマークを変更すること、選手とヨットの技術面について語り合えるほどヨットに詳しくなること。課題はたくさんあります。上手くいかずに悩むこともたくさんありますが、浅田選手のように強く、多くの方に応援してもらえるような人材になりたいです。


ちなみに浅田選手が絶望から立ち直れたのにはもちろん浅田選手の強さもありますが、多くの方の支えが大きかったようです。世界中のたくさんの人が浅田選手にエールを送り続けました。そして佐藤コーチは絶望に襲われ動けなくなっている浅田選手の元へ向かうべく女性のロッカールームへ入り、姉の舞さんは試合期間中に連絡を取らないという掟を破り浅田選手に電話をかけ、普段はないきつめの口調で激励したそうです。


普段なら絶対にやらないこと、やってはいけないことをしてまで応援したい、力になりたいと思える人、思われる人はすてきですね。


曲が終わり、浅田選手が流した涙は忘れられません。