引退挨拶(上田)

こんにちは。

第63代主将、上田です。


全日本インカレを持ちまして、4回生は引退となり、最後のブログとさせていただきます。


初めに、第63代を応援していただきました、沢山の方々、皆様に色々な形で支えていただき、チームを強くさせてもらい、沢山の力を与えていただきました。感謝してもしきれないです。本当にありがとうございました。


インカレを終えて1週間が経ちましたが、やっぱり悔しくて、悔いが残っているのが本当の気持ちです。


4回生、チーム全員が最終日、泣き崩れ悔し涙しか出てこなかったあのミーティング。誰もが現地で、日本1を取れる場所にいると実感し、夢見ました。


実際のインカレの場所で、本当に優勝できるのではないかと感じさせる程の、個戦での3番艇(鈴木、河津)の走り、インカレ前の練習レースや、セーリングでの2番艇(折田、矢野)の走り、2艇とも仕上がっていました。しかし、実際の突きつけられた結果は、あまりにも違う現実。全員の涙は、学生ヨット人生を実力を出し切れず不完全燃焼で終わってしまった悔しさ。又、本気で取り組めた1年間だったからと思います。


しかし、この結果こそが、私たちの大好きなヨットレースであり、より深く引き込まれるような魅力でもあります。


今、僕が現役部員に伝えたいことは、後悔するなら、ヨットに対して出来ること全てインカレの最終日まで全力で努力してから後悔してください。僕達は、この悔しさを来年返してやろう。と思っても晴らせる場所がありません。インカレの最終日に後悔するくらいなら、1年間の努力など大したことないと思えるほどに悔しいものです。


こんな思いを絶対に後輩達にはしてほしくないので、ここで言わせてもらいたいと思います。


福岡大学の環境は日本一。後は、自分達の努力次第でどうにでもなります。どうか、チーム一丸となって最後に笑って終われるチームになってください。僕も、出来ることがあれば全力でサポートさせてもらいたいと思います。 


最後になりましたが、上村監督、柳川コーチ。どうしようもないような、僕を最後まで見届けてくださりありがとうございました。上村監督は父のような存在でした。僕が、小戸練、志賀島練でマンネリ化してそうだと感じた時には、外部から僕よりも遥かに上手な選手を呼び、ものすごい刺激で喝を入れていただいたり、新しい道具や知識、情報をすぐに取り込んで教えていただいたり、時には叱られたりと。そこには、いつも優しさがあり、そんな期待に応えていたい一心でがむしゃらにヨットをしてきましたが、叶えることはできませんでした。いつか必ず、どういう形でも恩返しさせて頂けたらと思います。


福岡大学ヨット部の日本一の環境でヨットをさせていただいて幸せでした。感謝の気持ちでいっぱいです。


沢山のご支援、ご声援ありがとうございました。又、これからも福岡大学ヨット部を宜しくお願い致します。