引退挨拶(吉松)

こんにちは。

マネージャーリーダーを務めました4回生の吉松です。


今までは見送る側であったのに自分にも引退する時が来るなんて4年間あっという間だったなと感じています。あんなに毎日同期マネの杏奈と一緒にマネージャーのことについて話し合ったり、チームのこと、練習のことなど話し合っていたのにそれも無くなってしまうと考えると何だかとても不思議な感じです。週末も部活に行くことが普通だったのに、もう行かなくなると考えたらぽつんと穴が空いた感じがします。あんなに早く引退したい!と話してたのにいざ引退となるととっても寂しいです。


ヨット部で過ごした4年間は「楽しかった」の一言に尽きます。


私は大学生になって初めて運動部に入りました。小さい頃からピアノをずっと習っていたり、中高で吹奏楽部に所属してずっと音楽しかしてこなかった私からしたら、ヨット部は毎日が新鮮なことだらけで、刺激的でした。


船舶免許を取得して船を運転できるようになったこと。全く料理したことなかったのに料理ができるようになったこと。マークが打てたり、上げたりできるようになったこと。風の振れをわかるようになったこと。


今までできないことができるようになった時、自分の成長を感じることができ、ヨット部で過ごしている日々が楽しくてしょうがなかったです。


もちろん失敗もたくさんしました。たくさん怒られました。涙もたくさん流したけど、部に少しでも自分が貢献できていると感じることや、選手と同じ目標に向かって練習する日々が私にとってはとても大切な時間で、毎日が充実していて、とても幸せな時間でした。


そう思える部活だったからこそ最後の蒲郡インカレでは本気で優勝したかったです。優勝が見えていた位置にいたからこそ、7位という結果は悔しすぎました。


最終日のAPA旗が上がった瞬間、あぁこれで終わりなんだ、これで引退なのかと何回も思いました。早稲田大学のみんなが喜んでいる姿、曳航しながら福大の選手が涙を流している姿、一生忘れないと思います。陸に上がって最後ミーティングした時に、全員で悔し涙を流しました。正直前の自分だったら結果が悪くて悔しいと思っても涙を流すことはなかったと思うし、チームの全員が涙を流すことはなかったと思います。それくらいチームの全員が優勝という目標に向かって全力で頑張っていたし、本気で目指していたんだと思います。結果が全てというのは分かっていますが、チームのみんなが一つになったことを実感できて、得られるものは結果だけではないんだなと感じました。


後輩たちには私たちと同じ思いは2度としてほしくありません。最後は笑って終わって欲しいです。これからはチームで一つになって部活を頑張ってほしいし、その為に私もできることがあるなら貢献していきたいと思っています。


最後に感謝を述べて終わりたいと思います。


まずは同期

みんながいたから今まで頑張ってこれたし、部活が楽しいと感じたのもみんながいたからだと思います。同期会は一回もやったことないけど、でもみんながいると心強かったです。4年間みんなと頑張れて幸せだった。


マネージャーのみんな

1.2年生は入部してまだわからないことだらけだったと思うけど、周りをよく見てたくさん動いてくれて助かってました。ありがとう。

3年生のみんなは色々きつい思いさせたり、たくさん我慢させてしまって辛い時もあったよね。ごめんね。でもここまで一緒に頑張ってきてくれてありがとう。マネージャー全員がいなかったらここまで頑張れなかった。ありがとう。


監督・コーチ

こんなにもヨットに集中できる環境を用意してくださり、練習の指導も沢山してくださって本当にありがとうございました。私たちの為にこんなにも尽くしてくださって、インカレでトロフィーを渡したかったですが、渡せず申し訳ないです。今度は部活に何かしら貢献して恩返ししていきたいと思います。監督・コーチの元で部活ができて本当に幸せでした。


最後に七洋会・後援会の皆様

たくさんのご支援と応援をありがとうございました。私たちの代では結果を残すことは出来ませんでしたが、来年の後輩たちはやってくれると思います。これからもご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。


4年間楽しく部活をすることができました。私の青春はもう終わってしまいましたが、やれることはやってきたつもりです。後悔はありません。ヨット部に入って本当によかった。


ヨットを通して関わった全ての方々に感謝しています。4年間お世話になりました。