座右の銘(矢野)

こんにちは。
3回生の矢野です。

今回のテーマは"座右の銘"です。座右の銘と聞くと人生においての教訓だったり、今の自分を支えてくれているものだったり、人それぞれあると思いますが、私の座右の銘は、"人生は他者との競争ではない"です。

私がこの言葉に出会ったのは大学に入ったばかりの頃くらいでした。
この言葉に出会って気持ちに大きな変化が現れました。


 私は今まで21年間生きてきて、常に競争の中に身を置いてきました。
幼少期から野球チームでのレギュラー争い、学力、他人との優越等、人は他人と自分を比較し、時には劣等感を抱くこともあります。

私もそうでしたし、その劣等感から謎のプライドを持つこともありました。

この時の私は自分の理想像を追い求め、何か心に余裕がありませんでした。そんな時、ある本を読みました。

そこで出会った言葉が”人生は他者との競争ではない”という言葉です。
人は年齢、知識、経験、外見、全く同じ人間などどこにもいません。

自分らしくあろうとする時競争は必ず邪魔をしてきます。

 では、生活の中心に競争があるとどうなると思いますか。

競争には必ず勝ち負けが存在します。

すると、あの子は外見がいい、あの子はスポーツが万能だ、それに比べて自分はこんな具合だ…というように競争や勝ち負けを意識すると、必然的に出てくるのが劣等感です。

 自分と他人を比べたりせず、自分の道をまっすぐに歩くことが大切だとその時思いました。

これはヨットや勝負事で負けてもいいということではありません。

今の状況で例え誰かに負けていたとしても上には上がいるわけで、劣等感に駆られるのではなく、自分の目指すべき場所までまっすぐに歩き続けるということです。

この気持ちを持ち始めてから無駄なプライドが消え、何にでも謙虚に取り組むことができるようになりました。

これからも自分というものを大切に取り組んでいきたいと思います。

ご精読ありがとうございました。