2021年の目標(木原)

新年あけましておめでとうございます。
新4回生の木原寛太です。


旧年中はコロナ禍で大変であったにもかかわらず、たくさんのご支援•ご声援をありがとうございました。


さて、新年の抱負を書く前に、少し昨年の出来事を振り返ろうと思います。


2020年は人間の歴史にとっても、福大ヨット部の歴史にとっても、大きな変化が起きた年のように思います。



昨年の12月14日に発表された「今年の漢字」である『密』に表されるように、コロナの影響で練習時間や大会などが大幅に制限され、思うように活動できなかった年でした。


しかし、そんな中でも前四年生の先輩方に励まされながら、ヨットに対する気力を失うことなく燃やし続け、開催された全日本インカレでは総合6位入賞を果たしました。


これは、最後まで諦めることなく気力や活動を「継続」してきたからこその結果なのだと感じます。


これらのことから今年の抱負として僕が掲げる漢字は継続の「継」であります。


この漢字を選んだ理由は、先代から受け継いだ技術や考え方、勢いを途切れることなく、後の世代にも繋ぐという意味を込めています。


また、自分自身に込める思いとしては、僕がずっと言われてきた「継続するだけではダメだ」ということに関係しています。

ただひたすらにやれと言われたことをしているだけでは、ヨットの面でも人間的な面でも上達はないなと感じました。

それは、継続するのが間違いなのではなく、継続している最中、もしくはその先に思考があったかどうかだと考えます。


前四年生の先輩方は様々なことで悩んで悩んで、その果てに成果を収めているように見えました。僕にはまだその悩むことが真にできてはいないと感じています。

物事を広く捉えないといけないのは海でも陸でも同じであるように、レガッタシーズンであろうがオフ期間であろうが、最上級生としての自覚を持ち、責任を果たすべく、学生ヨット最後の一年に臨みますので、ご声援のほどよろしくお願い致します。


これからも、大変な時代が続いていくと思われますので、体調など崩されないよう、ご自愛ください。