思い出のレース18

こんばんは。
4回生の小村です。
今回のテーマは思い出のレースについてです。

私は12年近くヨットをやってるので思い出のレースはありまくります。しかし、その中でも一番印象に残っているレースは大学1年生の時に出させていただいた470ジュニアワールドです。日本で開催されたのもあって奇跡的に出場権を獲得しました。1日目や2日目は穏やかな海面でシングルもとったりして「意外といけるんじゃね」と思っていました。しかし、甘かった。

3日目以降は台風の影響で大荒れ。陸風なのにめちゃくちゃ波が高い。しかも何度も沈をして船を壊して死をも覚悟しました。冗談です。しかしそれに屈せず勇猛と走る日本のトップチームの選手や海外の選手たちがカッコ良すぎました。センターボードの上から見るその光景は今でも鮮明に覚えています。
結果、爆風のレースは全てDoN't Finish。正直、ヨット競技を一番辞めたかった瞬間だったかもしれません。

それから約3年少しは成長できたでしょうか。恐らくドベでfinishできるくらいまではなったかもしれません。しかし、あのトップチームの選手たちには1mmも近づけてないでしょう。

そして、この悔しさは私の今のエネルギーになっています。自分に妥協しそうになった時はあのセンターボードの上の光景を思い出すようにしています。悔しい思いをもう2度しないためにもインカレまで突っ走ります。